nitoyon.com

社内でも他の部署がどうかは分からないのだけど、少なくとも自分の周りにできる人間が多いというのはやる気が出てくる。

夜は懇親会。

いよいよ祇園祭の開始。あぁ、体が疼く。６月は帰れなかったから禁断症状がかなりきている。９日〜10日は帰りますよ〜。鉾立、見ますよ〜。御輿洗い、見ますよ〜。

６月分の家計がよく分かりました。ボーナス出たはずなのに赤字だったりするあたりは、ギターとスピーカーと定期を買ったのが原因なのはよく分かってます。

ただ、ショックだったのが食費。朝昼は寮と会社で食べているのでそんなにいかないと想像していたのですが・・・9万円弱。やばいです。やばい。なんで？

各ジャンル均等に食べているのが分かりますね・・・って嬉しくない。怖い。来月からは詳細は公開しません。怖いから。

ちなみに、この図は１回当たりの食費を高い順から並べていったグラフ。回数にして全体の２割の食事に８割の金額を要しているということがよく分かります。ここでも80対20の法則が成立してます。だからなんだ。

昼前、あちゃこからくじ取り式の速報が送られてくる。うぅ、悔しい。そしてかっこいい。京都新聞より早かったよ。

しかし、その１０分後には京都新聞のトップ記事がくじ取り式の結果だった。こっちもかっこいい…。

夕方頃、二度諦めていた恐竜博へ。そのまえにお腹がすいたので上野駅不忍口の中華屋、上海バールでしみだれ豚まん(400円)を買い食い。がぶつきながら並ぶ。

30分ほど並んで、館内へ。が、がきんちょが多い…。そらそうか。人込みと子供が苦手なので超絶的に凹むが、動物の進化の過程に想いをはせはじめ、我を取り戻すことができた。

写真撮影可能だったのが珍しい。中でも子供がデジカメやケータイで熱心に撮りまくっているのが印象的だった。あとで見て楽しむんだろうな。でもどうせなら現像できるくらい高画質なので撮らせてあげたらいいのにな。

引越し先候補地の荻窪を探索。駅の周りに行ってみたくなるようなよさげなお店がわんさかある。これはかなりよさ気。嗅覚が刺激されまくり。

よさそうなお店、ペペロンチーノへ入店。鴨肉のラグーのフェトチーネ(1,350円)も長崎産イサキの香草焼き(1,350円)もおいしい。濃いめのしっかりした味付けなのだけど、後味が嫌味がない。出てくるもの出てくるものがおいしくて、かなりびっくり。

うわー、これはおいしい。ここまでおいしいお店も珍しい。感動。

さらに近くのル・ジャルダン・ゴロワで買い食い。フレンチのテイクアウト。栄養価の高そうなお総菜までが揃って24時まで営業。新宿に近いから遅くまでやっているのがありがたい。

エッフェル生シュークリーム(280円)はクリームがあっさり。シューもかなり上質。あんずのタルト(380円)も満足。うみゃー。

ル・クール・ピューでブリオッシュ(158円)・クロワッサン(158円)・あんぱん(105円)を購入。店内で食べられるのがうれしい。

引っ切りなしに客がやってきてパンやケーキを買ってゆく。こっちの人気店は大変やな。

気になる味はなるほどこれなら、というおいしさ。クロワッサンはややしっとり目で噛めば噛むほど甘くなっていく。ブリオッシュも文句なしの味。

レジで会計してくれた店員さんが親しく話し掛けてくれて、これも人気の秘密かな、と思った。

私は普段、アイスクリームを自ら進んでは食べない。その理由はハーゲンダッツより段違いにおいしいと思えるものに出会えていないからだ。ラーメンに置き換えると、カップラーメンよりおいしいラーメンを体験できていないことになる。非常に勿体ないこと。だからこそ、物産展や北海道で試しているのだけど、やはりハーゲンダッツと比較できないくらいすごいものには出会えていない。

前置きが長くなったが、西荻窪へ移動して ぼぼり で「しぼりたて牛乳(350円)」を食べてみた。…んまい。今までのアイスクリームとは違う。後味が牧場で飲む牛乳の甘さなのだ。まさかアイスクリームからこんな深い甘さが味わえるなんて。しかも食べていても飽きがこない。糖分ではなく牛乳の甘さを活用しているからか。凄まじいよ、ぼぼり。

お腹すいたよね、ということで、蕎麦屋鞍馬へ。鞍馬箱盛そば(940円)を選択。10割蕎麦で弾力たっぷり。

つゆが薄味だったり、原了郭の黒七味がおいてあったり、鞍馬という店名だったり、関西の香りを感じる。お店の人に質問するの忘れた。

蕎麦でそこそこ腹が膨らんだので、腹ごなしに歩く。しばらくすると前方にケーキ屋が。目的地の A Tes Souhaits（アテスウェイ） に到着です。

駅からは離れているのに、絶え間なく客がやってくるのが不思議。その秘密を確かめようと、ケーキ２つとクロワッサンを注文してみる。

写真は左からオランジュリー(380円)・アシデュレ(420円)。見た目にも豪華だし、味も濃厚で複雑。かなり凝ってます。

チョコのケーキ、フォルティッシマ(420円)は硬いの普通の柔らかいのが幾重にも重なって豪華な食感と味をもたらしていました。クロワッサンはサクサク系で強烈なバターの風味がよく、こちらもうまー。

吉祥寺へ移動して振られ続けていた天音のたい菓子(150円)を食す。かなり甘い。黒砂糖かな。外はかりかりで中は甘甘。

吉祥寺探索したり、デパートに移動してバーゲンの偵察したり、椅子で眠ったり。RUPERTのズボンが気に入ったのでえいや！と購入。５割引ならではの思い切りですな。

ベトナム料理の店、ベトナムハウスへ。生春巻は皮が柔らかくなく固くもなく、弾力があって延びるのが印象的だった。フォーもうまい。

ベトナム人母娘がやっているアットホームな雰囲気がよい。二十歳ぐらいの娘さんは、母と喋るときはベトナム語なのに、お客にはファミレスもびっくりの馬鹿丁寧な日本語で喋りかけていたのが面白かった。

今日はやることが多くて忙しかった。残業を嫌だなーと思う余裕すらなし。週の始めがほどよく忙しいのは鬱になるどころかメリハリが出ていいかもしれない。

節約を心に誓い、松屋で豚めしを注文。あとでお腹が減ったら嫌なので大。これがせめてもの抵抗。しかし、カウンターが養豚所の餌やり場に見えてくる。

朝は寮で昼も会社で。なんだか社会の歯車運営所で飼育されている気分だ。使うだけ使って、歯こぼれしたらポイ。

そんな邪念から独立させてくれるのが、良さそうなお店を探したり、舌鼓をうったりしているとき。自分が自由でいられる時間なのだ。その時間すらも運営所の範疇であるような気がしなくもないが、その辺には気づかないことにしておく。

社会のシステムは往々にして歯車運営所や養豚所に見えるものだ。時間を費やしストレスに耐えるかわりに金銭を得る。搾取されるものと見返りの絶妙なバランス。その中に一旦入ってしまえば、あとは与えられた自由な時間で目一杯遊ぶしかないのだ。遊びこそが明日への活力だ。それもまた消費のためのシステム…というパラドックスにも気づいていないことにしておく。

前回の続き。今回が最後のはずが、なかなか苦戦して次回まで。

死ぬほど痛くて、僕泣かなかったよ、と言っていた小学生の横でこっそり涙を流す。

Taj（タージ）で２番目に辛いサブジカリー(850円)を食べる。ほんま辛いし…。死にかけた。

あ、もちろんおいしかったですよ。

mixiをご覧の方は、ハーブ＆旬の野菜ランチオフに参加してみてはいかがでしょうか。わたくしは参加する予定ですよ。

まごころ亭久米川店で晩御飯。魚は久しぶりだったが、味はチェーン店にありがちな魚の味。

この調子で晩御飯一日平均1000円ベースでいけば、食費を４万円くらいには押さえられるかもしれない。美食じゃない日記は行く末が不安だけど、最近、日記の文章量が増えていることにお気づきでしょうか。これは非美食路線を模索しているからであります。ついでに、言いたいことを言うことがストレス解消にもなっているわけであります。こんなんで読者は維持できるんだろうか。そもそも何人ぐらい読んでいるんだか。

21時まで残業。晩ご飯はコンビニ。

へこで寮に戻ると、テロのニュースにさらにへこむ。次元が違いすぎる。

がんばっていきまっしょい、を見たけど普通。杏さんはCMで見るほどはかわいくなかった気がする。あいぶさきは正しく変換できずに卑猥な響きになる。

電車男は思いの外まとも。原作(?)でも漫画でも追っているからいい加減飽きてきたけど…。映画も誘われているのだけど…うーむ。

打ち合わせだったけど、平謝りしながら抜け出して新宿へ。

いざ着いてみたら30分前だったので、HUB でビールを一人飲み。ここのお店は入社式直後の4月2日ぶり。やはり喧噪が心地よい。

乗ったのはJRバスの青春ニュードリーム号。出発時間が21時10分なのは早くて嫌だけど、値段の5,000円は魅惑的。しかも、10回乗ったら１回タダ、というポイントカード付き。バスは普通の観光バス。かろうじでトイレが付いている。しかも、途中、１度しかサービスエリアには止まらないときた。かなり劣悪なコンディションながら、最近の早寝傾向のおかげで24時まわったあたりからは寝ることができました。

乗車直後に隣のおばちゃんが「いびきかいてたら、つついてください」と言ってきたのが感じよかった。むしろかわいい。「つつく」て。

コンチキチンは聞こえなかったけど、京都駅前で「周山・栂尾・高尾」というバスの行き先をみて戻ってきたんだなぁ、と実感。

ちょっと寝て起きたら、旅行用カバンがないことに気づく。乗車時にバスのトランクに入れてもらったのだけど、預けたのをすっかり忘れていてしまった。主戦力の衣服が入っていてこれがなかったらかなり致命傷。

電話すると西大路の駐車場で預かってくれているらしい。雨の中を自転車で西大路までサイクリング。おっちゃんには「えらい大きな忘れ物やなー」と言われてしまいました。とほほ。

京都をゆっくりサイクリングできたのは逆に楽しかったので、これもまたよし。帰り道、Raukでパン購入。やっぱウマー。

四条河原町へ繰り出したところ、祇園囃子がBGMとして流れている。すっかり祭ムードだねぇ、なんて喜んでいたら OPA 前に人だかりが…。なんと四条傘鉾が出囃子をしていた。

コンチキチンの音色に聞き惚れてしまう。３曲、最後まで楽しませてもらいました。いやー、やっぱりいいねぇ。癒やされる。京都新聞のカメラマンがいたので写真に写るよう願っていたのだけど、残念ながら掲載されたのは菊水鉾のときだったようです。残念。

眼鏡研究社で眼鏡を調節してもらったり、笑屋でたこ焼きを食べたり、バーゲンをまわったり。

藤井大丸の TK で靴を２足購入。片方は履き心地がよいサンダル。もう１つは下駄っぽい鼻緒が素敵な草履。２つ合わせて１万円以下なのが素晴らしい。

その後、高島屋京都店に移動して、５月に購入したパンツを BOYCOTT に受け取りに行く。TK の袋を見て店員にお礼を言われる。どうやら同じ会社のブランドだそうだ。全然知らなかった。調べてみたら、男物は Takeo Kikuchi と BOYCOTT、女性物では UNTITLED, INDIVI, OZOC, INDEX なんかが株式会社ワールド傘下のようだ。優秀なデザイナーを取り込んだり、ブランドを取り込んだりしてこんなにいっぱいのブランドを抱えるようになったのかな。アパレル業界はよくわからんな。

お店の選択には悩みまくったのだけれど、とりあえず麩屋町 左近太郎 で晩ご飯。雰囲気いいなぁ。席の間隔が広いのもよい。

写真はそれぞれ鱧おとしカルパッチョ(945円)・鶏と木の子の炊き込みご飯(840円)・賀茂茄子の二色田楽・京湯葉と汲み上げ湯葉の御造り(903円)。今年初の鱧・賀茂茄子に感動し、まともな湯葉に舌鼓。京料理はいいねぇ。しんみり。

日本酒もかなり揃ってます。人気のお店ですが、その理由はお店に入ったときからびんびん感じてました。それで美味しいんだから完璧ですな。お腹いっぱいと酒いっぱいで4,000円目安とちょっと高めですが、その価値はあります。

mixiの京都DEグルメコミュニティのオフ会がやっとこさ休日に開かれたので喜んで参加する。場所は下鴨のおうむ亭。同じ店舗で30年もやっているというのに、最近できたかと思ってしまうぐらいきれいな店内。こういうお店にハズレはない！　参加者25名中、女性が多いのはコミュニティーの性格なのかmixiの特性なのか。

夏野菜のマリネのトマトが甘かったり、茄子のフライが脂っこくなかったりするのは農家から直送だから。お店の方から酢やハーブにこだわった話を聞くと、さらに美味しく思えてくるんだからすばらしい。全くノーマークの店だったのだけど、まだまだ隠れた名店はいくらでもあるんですなぁ。

効きハーブ茶のイベントでは見事に一問目から間違えて、京都DEグルメ管理人の偉大さを世に知らしめることができました。ふふふ。

下鴨神社にお参りしつつ、En Passant（アン・パッサン）で焼菓子を購入。さらに、bonne volonte(ボン ボランテ)で翌日の朝ご飯を調達。三ヵ月ではなにも変わっていない…と思いきや、河原町の今出川〜丸太町間だけでも新しいマンションの一階に韓国風居酒屋ができていたり、ビストロＢがなくなってイタリアンのお店になってたり、DINING DISHというカフェダイニングの店ができていたり、変化はいろいろ。

じゃあ、とばかりに軽い気持ちで試せないのが悲しい。

バーゲンを偵察したのち、四条大橋へ。今回の目的だった神輿洗です。19時10分頃、松明でお清めされる。かっこいーなつかしー。込み上げてくるこの感情。これのために帰ってきたんだった。

その後、四条南側の２階から祇園囃子の練習が聞こえだし、あたりは涼やかな風が流れだす。そういや去年もやってたっけ。時間潰しがてら近くののん亭で床を堪能していたむーさんと手を降って生存確認する。彼も祇園祭に併せて帰って来てるんだからデキル男だ。

20時前、いよいよ神輿がやってきた。いい。やっぱいい。目の前で止まって、神主さんが祝詞をあげていよいよ水まき。人が多くて掛かったような、掛かってないような…。

懐かしの萬三 HEARTS（まんぞうハーツ）にて晩ご飯。行きなれたお店はやっぱりいいもんだ。

写真は、上にぎり(1,580円)とすじねぎうどん(880円)。

京都から始発新幹線で出勤。新幹線通勤にはハイソなイメージを持っていたけど、現実はかなり大変。特に新幹線を降りたあとの在来線が酷い。余りのぎゅうぎゅう詰めにぷっちん。心を閉ざして、海の底で物言わぬ貝になってしまう。こうなると満員電車もおっさんとの接触もへっちゃら。クラスで孤立してても動じないように自分をコントールした小学生の気分。しかし、途中の駅で少しばかり空いたときに安心したのがいけなかった。さっきよりも空いているのに、なぜかストレスフル。もう一度海底に潜ろうにも、潜る方法も貝になる方法も忘れてしまった…。

物理的には京都から通えることが分かったものの、実践する気にはなれませんな。通勤も仕事中もつらい。あと、財布も。

bonne volonte(ボン ボランテ)のパンは翌朝食べたら普通のパン屋の味になってしまってました。やはり、買ってすぐ食べたほうが断然うまいなぁ。

夜は近くの中華屋で。土日の家計簿をつけて、薄々感づいてはいたもののショックを受ける。月〜金の食費を土曜日一日で凌駕している。そして日曜もそれを凌ぐ勢いで食べている。

平日は大人しく節制しておこう。帰りにコンビニで買い食いするのも禁止。

遂に京都新聞デビューを果たすことができました。記事は神輿洗。カメラの場所から、もしかしたら写れるのでは、と思っていただけどまさか本当に達成できるとは。誰に言っても気付いてもらえなかったので、著作権違反を承知の上で解説したいと思います。

写真の真ん中にカメラをもった人がいますが、それは私ではありません。その左上。まさにドット絵の世界、ヒントでピントの世界ですが、間違いなくわたくしです。顔の下に黒い物体がありますが、これはわたくしのカメラです。

さあ、もう一度、記事の全体写真を見て下さい。ほら…何となく面影が…。

JｰPHONEのケータイを解約しにvodafoneショップに行ったところ、解約は７時半までだと言われてしまう。店が開いているとホームページに書いてあったからわざわざ来たのに、サービスはできないとはなんということだ。残業が大変なサラリーマンは解約させないと言う作戦なのか。休日に行って、「平日しか解約できません」とか言われたら本当に怒っちゃうもんね。

RAJというカレー屋でカレー。ナンはでかいけど、こないだの店のほうがよかったな。

試し曳きのニュースに嫉妬…。うぅ、曳きたい。

平日倹約中…。

家に帰るまでは、諸々のやるべきこと、やりたいことを考えているのに、帰った途端にぐうたらになってしまうのはなんでだろう。一日の間に夏休みを待ち侘びる気持ちと実際に夏休みになってだらける気持ちを味わえるので、贅沢といえば贅沢なのか。いや、なにか違うような。

21時まで残業。スープカレー(390円)。辛いなぁ。

宵々々山に20万人だそうで。うぅ、人が21時半まで残業で苦しんでる間に…。明日、なんとか早めに仕事を切り上げて雰囲気だけでも味わいたい。

どうもカメラの内蔵時計が１時間ずれているらしい。いつからずれているのか過去の写真を漁ってみたところ、どうやら３月に中国に行ったとき以来のようだ。ちょうど時差分。今まで気づかなかったのが不思議だ。

500枚は写真があるので、手作業で修正は無理。タイムスタンプを変更するスクリプトでも書くか。

21時ぐらいまでかかると思っていた打ち合わせが18時に終了して、急いで京都へ。何も考えずに新幹線の自由席で行こうとしたら、連休前のためか席が空いていなかった。しかし、次の新幹線にして座る、などという悠長なことはしていられない。事態は一刻を争うのだ。宵々山は待っていてはくれない。

名古屋から座って、京都に着いたら地下鉄で四条へ直行。既に祇園祭を満喫していたたかちゃんやじょうのくん・ごみちゃんらと合流する。

時間は既に10時を回っていたので、手っ取り早く室町通りを北上する。山鉾の場所を思い出しながら歩く。去年もお願いしたように、鯉山で立身出世をお祈りしておく。ろうそくの歌も懐かしい。むっはー。

三条室町下ルに 素夢子 古茶家（そむしこちゃや） の露天が出ているのを発見。前々から評判は聞いていたので、迷わず水正果(スジョンガ)(400円)を購入。お酢とシナモンの甘酸っぱさがうますぎる。飲んだとたんに体が涼しくひんやりとなってきた。これはいいなぁ。お店にも行ってみたいぞなもし。

23時頃になると、山鉾はおしまいになってきたので解散。一人で四条烏丸の方向に歩いていると、どこからか祇園囃子が。函谷鉾だ。

意外と激しいかったり静かになったり。時間を忘れて30分ほど聞き惚れてしまう。他の鉾が片づける中、家へと帰る観光客の耳を和ませてくれた心意気に感動。

Google Maps に日本のサテライトが追加されたときもびっくりしたけど、本日、ついにゼンリンの協力で地図が追加された。個人的に Google Maps が公開される前に、同じように JavaScript バリバリの地図システム京都版を作ろうと努力していたので、 Google Maps にはやられた感がありまくり。ちなみに、 Ajax ではなく、JavaScript を動的にロードする Ajaj なるシステムを考えてました。

そんなわけで、地図の追加をきっかけとして Google Maps API を使ってのシステム作りを試してみる。これがあまりに簡単。簡単すぎて笑ってしまう。ドキュメントもかなりよくできている。Google すげー。数時間ほど遊んで、kyoto.so-name.info Google Maps 版の完成。おもろい・・・。

夕方頃より、四条南側の山鉾巡りツアーを一人で敢行する。まずは、曳き山の岩戸山。故皆川泰蔵さんの見送りもかっこいい。

綾傘鉾は昔、鉾があった、という事実を初めて知る。ご神体の服と仮面もあるが、鉾が復興できていないので巡行では出る幕なしなのだろうか。

芦刈山は和風なタペストリーが珍しい。鶴に菖蒲。いいですなぁ。

四条の南側は保昌山以外は観察。仏光寺東洞院で豊国榊奉賛会の御真榊台を発見できたのもよかった。神幸祭で御神輿の前を行くそうだ。

hannah（はんな）で久しぶりにご飯。お腹いっぱいに。朝から何も飲んでなかったのでビールうめー。

祇園祭中だけ一般公開される伯牙山の保存会でもある杉本家に行ったら21:30までで6分オーバー。悔しい。来年こそは…。

船鉾かっこいい。

船鉾の少し北で休み山の大船鉾を発見(写真左)。船鉾は前祭の最後尾だけど、大船鉾は後祭の最後尾だったらしい。蛤御門の変で他の山鉾と共に焼けてしまい、それ以降は再興されることはなかったらしい。しばらくはご神体と懸装品だけを展示していたのだけど、1997年からは岩戸山の指導でお囃子が復活したそうだ。残念ながら昔からの大船鉾のお囃子とは違うのだろうけど、オリジナル曲もあるようだ。

うろついていると、同じく休み山の布袋山を発見(写真右)。こちらはご神体のみの展示。去年見た鷹山と合わせて、休み山も一通り見ることができました。

23:30から南観音山にて行われるという暴れ観音をついに見ることができました。

暴れ観音は祇園祭好きの間では有名なものの、一般的な知名度は低い行事。この時間に南観音山にいる人は全員が暴れ観音目当で、周辺からは「やっと見れた」などとレベルの高い歓声が飛び交っている。なんだかちょっとだけハイソサイエティー。

前日は日が回るぐらいまで楽しんだけど、巡行とあれば早起きしなければならない。8時には四条堺町に着いて9時の開始を待つ。この段階でも既に混んでいたのは３連休の真ん中だからか。

四条堺町と言えばくじ改め。まずは目の前に並んでいる人々の頭の間から長刀鉾が現れる。長刀鉾はくじ取らずのため、あっさりとスルー。２番目の蟷螂山の正使がくじが入ったくじ箱を持って登場。くじ箱を左手、扇子を左手に。畳んだ扇子で紐を解いて、左手で紐を持つ。右手で蓋を取り、腕を伸ばしたまま後ろに手をやる。…と少し溜めたあと、一気にくじ入れを市長の前に差し出す。「山一番。蟷螂山！」。山の方を向き、扇子で来い来いの合図。かっくいい。

山鉾ごとにだいたい動作は同じなのだけど、正使にも上手下手がある。一人、伝統芸能でもやってるじゃないか、というぐらい雰囲気がある人がいた。かと思えば、緊張でしどろもどろになっている人もいた。子供の正使もよい。雰囲気のある子やとちってしまう子。色々性格が見えておもしろい。

山鉾と同じぐらい引きつけられたのは、京都チャンネルのレポーター。なんと、水野麗奈嬢。初代おけいはん、と言えば関西の人は分かってくれるだろうか。サインをもらいに行ったこともあるぐらいに好きだったのだけど、やっぱり何度見てもかわいい。数メートル先にいてどきどき。肖像権侵害は本意ではないので顔は隠しときますが、浴衣と髪型だけでクラクラでございます。

いとこの結婚式で三宮へ。異人館がある周辺は始めていったのだけど、激しい坂道ですな。来年は期待してるよ、とプレッシャーを与えられる。

とんぼ返りして京都へ。めざすは祇園祭の本当の始まりを告げる神幸祭。山鉾巡行はそもそも御神輿が来る前に町を清めるための行事だったのですよ。ということで、神幸祭が本来の八坂神社的な祇園祭の始まり。

夕方に八坂さんを出た三基の御神輿は、それぞれのルートを通って御旅所へ。京都に戻ったときに、ちょうど中御座が戻ってきた。ワクワクするものの一人で見てもつまらん。急いでいろんな人と呼び寄せる。

東御座が四条河原町から南下・北上するのを見たり、西御座が四条木屋町から南下するのを見たりする。今年は担ぎ手がかなり多い。年々人気になっていくのだろうか。御輿への距離が遠く感じる分、かけ声が大きくてかっこよさは去年とは比べものにならない。

御旅所の近くはかなりの人混み。客も年々増えていく。しかも今年はかなり警察の警備が厳しくて、一般人が歩道から出て見ていると厳しく咎められた。それでも、例年より大きいかけ声に鳥肌はびんびん。溢れ出す思いを成り行きに任せて楽しむ。

最後の方まで残っている新たな発見が。御輿についていた棒は御旅所の入り口の溝に格納される。格納するのは最後の御輿、西御座の担ぎ手の一部の人が行う。仕事が全部終わると、少数精鋭だけでのヨーサ。これが本当の神幸祭の終わり。おつ。

金土日と祇園祭づくしだったので、今日はじっくり寝て過ごす。今日が平日だったとしたら仕事できひんやろな。

七条東洞院の楽膳にてご飯。帆立の甘酢あんかけ(800円)やたこと小芋の甘煮(800円)などを食す。

なかなかうまい。見た目は居酒屋っぽいのに、ちゃんとおいしいところがすばらしい。京都すごいなぁ。

最終新幹線で東京へ戻る。帰宅したのは26時。翌日にこたえそう・・・。

26時帰宅はかなり眠い。仕事に身が入らない。よくないねぇ。

東村山駅近辺にラーメンを食べに行くと閉まっていたので、周辺探索。火曜、しかも連休明けとなるとやってる店は少ない。そんな中、府中街道のブックオフを東に折れたところに感じよさそうな鰻屋うま正を発見。土用の丑の日も近いので迷わず入る。

うな重(1350円)を注文。しばらく待ってると、うまそうな様子で登場。一口…うまい。柔らか鰻と控えめなタレ、炭火焼の味と文句なし。上もあるのだけど、どんだけうまいんだろう。

鰻屋にあった、東村山地名図鑑を読みふける。京都とは違った地名の由来が面白い。

古くは武蔵と呼ばれていた一帯。武蔵がつく地名が多いのもそのせい。江戸時代以前からの地名が沢山残っている一方、市名は市町村の合併で新しく作られたりしていたようだ。小平市は小川町と平らな土地というところからの造語らしい。南セントレアとレベルが変わらないけど、定着したもん勝ちですな。

髪がうっとおしくなってきたので、仕事帰りに髪を切りに行く。前から一ヶ月しか経ってないのに。よほど前の店は酷かったようだ。今回は美容院なんだけど床屋としても機能する髪ingというお店。野球選手が客に多くて清原選手なんかもずっと通ってるらしい。

いつも通り曖昧な希望の伝え方をしたのだけど、まさに希望通りの髪形にしてくれる。しかも、ヒゲ剃り・顔面マッサージまで。耳の産毛まで処理してくれる。マッサージもうまい。エステに行く人の気分が少し分かった。

ついでき髪をちょっとだけ茶色くする。７号。軽くなった。よい具合じゃ。

とんとんでメンチかつ定食(550円)。

味、文句なし。偉そうに聞こえてしまうかもしれないが、550円なのにまっとうな味。850円なのにこれ以下のお店はいくらでもあるもんです。キャベツも甘いしご飯もうまい。副菜までついている。節制日記的にはぴったりのお店でございます。

残業、のち、松屋。

一年前の今頃はプロ野球の新規参入が話題になっていたけど、今度はケータイへの新規参入が気になる今日この頃。突如、ライブドアが手をあげて、おもしろくなってきた。

フジテレビ騒ぎをきっかけに放送局がインターネットを真面目に取り組み始めたのは間違いない。最近になって、各キー局が次々とVODへの参加を表明している。TBSがTSUTAYAと組むことを発表したのもおもしろい。一年前には想像もできなかったことだ。ライブドアがいなければ、経団連がガイドラインを作ることもなかったし、ましてやサービスとして始まってはいなかったろう。放送という独占業界に風穴をあけて、まっとうな方向に進ませたのだ。なんと偉大なんだ。

今回の新規参入が携帯電話業界に風穴をあけることになるのは確定だろう。新規参入の前にナンバーポータビリティが始まるのも大きい。ライブドアは京セラのiBurstを使うためだけに電波割り当てに名乗り挙げたようだけど、 Skype プロトコルを組み合わせれば、無線IP電話は即座に完成してしまう。月額1000円程度で話し放題、パケット定額、さらには自宅でもネットし放題、なんていうサービス展開も夢ではない。

前から名乗り出ているソフトバンクは、Yahoo BB のルータをフル活用できてしまう。ルータの無線が届く範囲で携帯電話を利用するときは、無線経由のIP電話として機能するようにすれば、同社間通話料は無料、もしくは現状とは比べものにならないぐらいの低価格にできるだろう。携帯とプロバイダの両方を持つからこそできる芸当だ。その上で、携帯・PC両対応の Yahoo! のコンテンツを展開し、携帯・PCをYahoo IDで連携するような様々なサービスができるだろう。ケータイメールを Yahoo Mail と統合したら面白いかもしれない。

一消費者としてキャリアに有利な通話料設定は消えて安くなることを祈りつつ、一PCマニアとしては、パソコンとの連携がしやすくなることを祈っております。

24日の花傘巡行に練り歩く側として参加できそうです。興味のある人は探してみてくださいませ。時間やコースなどはこちらを参照あれ。

自分企画、他人幹事の飲み会に遅れて参加。言い出しっぺ、何もせず。

今回の飲み会は横浜にて２社の新人交流飲み会。40人も集まってくれて嬉しいことだ。業界話やら仕事の内容やらどうでもいい話やら。

横浜が久しぶりで懐かしかったなぁ。2002年の夏以来だから、3年ぶりか。色々感慨深い。あのころのメンバーはどこで何をしているのだ。

18切符の季節が始まり、今回はムーンライトながらで京都に戻る。

いつのまにやら、ながらは全席指定のリクライニング付き特急車両になっていた。知らない四人と顔を突き合わせる必要もなく、かなり幸せ。しかも金曜の飲み会に最後まで顔を出してから帰ることもできる。18切符1回分2300円＋指定席料金510円で3000円弱。素晴らしい！

睡眠不足も手伝って、車内では熟睡。寝心地も悪くない。青春ニュードリームよりもよいではないか。

8時40分頃に京都に到着。

新幹線で来るよりも一万円も安くすんだので、お昼は豪華にいく。去年、とてもよかった北浜のポンテベッキオへランチ(5,250円)を食べにいく。昨年末以来の二度目だったけど相変わらず説得力があるお店だ。

早々に前菜のカプレーゼのみずみずしさにやられる。モッツァレラチーズはとてもジューシーで、しばらく噛んでいるとほのかにチーズの香りがしてくる。自分が知っていたパサパサのモッツァレラはなんだったんだ。下に敷いてあった茄子のピューレもたまらん。

ウサギとヤンバル島豚でつくったサルシッチャ(写真上)は、猛烈においしいソーセージ。カツオの軽いスモークと温度卵のタルタル風タリオリーニ(写真下)も美味。同行者、他３名と交換しあったのだけど、どれをとっても完成されたハズレが一切ない味。確実にうまいものが食べれますなぁ。

３品とデザート(写真右)・飲み物・お茶菓子つきでこの味、この値段は素敵。お腹いっぱいです。

梅田に移動して初ハービスエントを体験しようと思っていたのに、到達するまでに買い物に付き合っているうちに梅田の人込みで、ながらの疲れが再発し、すっかりエントのことなど忘れてしまった。エントは次にお預け。

18切符で京都に戻って、まったり回復モード。オールパシフィック対阪神の試合を見たり、録画していた電車男を見たり。

七条大橋西詰北側のアジアン居酒屋、キンカーオへ行く。ネットでは 2ch と mixi ぐらいでしか話題になっておらず、メディアでは関西ウォーカーが2005年7月5日号で取り上げられたのみ(少なくともお店に置いてある雑誌はこれだけだった)の穴場。知名度はまだまだにもかかわらず、ネットでの評判はすこぶるよいようなので、試しに行ってみた。実は、この店、先週来るつもりだったのだけど、満席で入ることができなかったのだ。今回も20時半の時点でほぼ満席。七条大橋西詰という辺鄙な場所なのにこの人気はただ者ではない予感。

トム・ヤム・クン(1,080円)は酸っぱ辛い。タイで食べたのと同じ味！　月桂樹の葉も、噛み切れない葱もそのまんま。何よりも味がそのまんま。すげーすげーすげー。

鶏のバジル炒め(880円)もうまい。バジルの風味が今まで日本では味わえなかったタイの屋台のそれと同じ。鶏肉入りグリーンカレー(950円)もうまい。

すぐ下の某カフェは空いていたというのに。集まるところ客は集まる。観光客が来ない時期にここまで差が出る人と店の実力があってこその現象でしょう。タイ人の夫婦がやっているとあって本格的。ぜひ一度お試しくだされ。メニューには辛さが併記してあるので、辛いのが苦手でも大丈夫ですよ。接客も清潔感も問題なし。自信を持ってお薦めできます。

今年も夜更かしして見てみる。今年はアナウンサーが司会や中継をやっていて、内輪ノリに見えてしまう。

さんまさんと紳助さんのトークは圧巻。深夜ラジオのノリ。猛烈なトークバトルは天才の域ですな。どこからが本当なのかが分からなくなってくる異次元バトル。最近の芸人にこの話芸についていける人はいないんだろうなぁ。無形文化財ですよ、このトーク。

25時間テレビを見すぎて、寝坊して八坂神社へ。今日は花傘巡行に参加するのだ。朝ごはん食べずにとりあえず衣装に着替える。

しばらく待機したあと、八坂さんの横から知恩院に上がる道路に集合。芸舞妓さんや凾谷鉾の人が徐々に集まってくるのを見て楽しむ。中でも、芸舞妓さんが「よろしくおたのもうします」や「ええんどすか」などど絵の中の京都弁で先生と話しているのを聞いて、感動しまくる。

わたくしが参加するのは、久世六斎保存会。お囃子の昔の形が継承されているらしい。鉦(ぶら下がっている鐘のようなやつ)がいいやつだ、とか鉦すり(鉦を叩く棒)の柄が鯨のヒゲだとか、先は鹿の骨だとか色々素敵な話を聞ける。ちなみに、彼等は南区の伝統的な囃子方のようだ。

八坂さんを出て、四条を西へ。台車がかなり重くて朝ご飯抜きの体にはつらい。囃子方が15人ぐらい乗っているのを寄せ集めの8人で引いているんだからしゃれにならん。しかも、目立ってやろうと意気込んで一番しんどい前を買って出たもんだからヘロヘロ。途中、四条大橋の上で、あちゃことHA氏に発見される。ほら、しんどそう。

河原町を北上し、三条当たりで交代。ここからのんびりと押す。御池まで入って寺町を南下。商店街は平らなので押すのも楽々。四条に出たところで衝撃の新事実が。御旅所の前でくじ改めをしている。しかも巡行と同じように。市長ではないけど、きっちりと扇子を使ってくじ入れを開けている。花傘巡行の順番は毎年同じなのだけど、後の祭りの名残ということでやっているらしい。すごいなぁ。

八坂さんまで到達して終了。汗だく。空腹・睡眠不足にやられて一端、常宿に戻って休息することにする。

17時頃、御旅所前へ到着。先週より人が少ない。先週は三連休かつ巡行だったからなぁ。神輿が御旅所を出るところの写真も軽々と撮れてしまう。

今年は東御座を追跡。烏丸を高辻まで南下し、室町を北上、新町を南下という素敵なコース。途中、木乃婦で飲み物の振る舞いがあったときには羨ましくなった。花傘巡行で経験したけど、これは本当にありがたい。中でも三嶋亭でお茶をもらったときは幸せの絶頂でした。

西洞院高辻の Alpine というパン屋でパンを購入。なかなかうまい。神輿は大宮高辻を北上し、四条の手前で提灯をつける。

三条大宮までは普通に行く。道が狭いからか。東御座は振る回数が少なく感じたので、からはメインの中御座を追走することに。

ここからはかなり早く感じる。気付いたら堀川、気付いたら烏丸、と思っている間に寺町に到着する。途中、三条東洞院で丹波太鼓の応援とそれに応えての神輿振りがかっこよかった。この辺は２年前に撮った動画(7.7M)を参照くださいませ。

三基が八坂神社に戻ると、今回の目当てでもある儀式の準備。ここで信じられないアナウンスが。「これより、還幸祭をとりおこないます」…！　八坂神社からすると還幸祭は神輿が還ってくる行事ではなく、還ってきた神様をもてなす行事だったのだ！

まずは一番尊い儀式、御霊うつし。境内の電気が全て消さる。携帯電話やカメラを取り出すのは以ての外。ただ月明かりのみ。写真のように本殿から御輿が安置される舞殿までは神の領域を表す結界がはられている。

本殿の中から神主さんと覆いで覆われた人、お付きの人が歩いてくる。神主さんは甲子園のサイレンを長さ半分、オクターブ１つ下にしたような奏詞をあげながらゆっくりと御輿の方まで歩いていく。覆いで隠された人は神が宿とする体なのだろう、３基それぞれの御輿の前で御幣が祓われる。琴の音とうなり声、御幣の音の中、儀式は粛々と執り行われる。

彼らが本殿に移動してきたとき、それはすぐ目の前を神が通るということだ。自然と祈る気持ちで頭を下がる。何かを祈るわけではなく、純粋に手を合わせる。周りの人も同じ。マナー違反も何もない、いやそんなことはする気にはならない。本殿に入り、声が小さくなっていく…。

…と、境内の明かりが点く。24時手前からのわずかな15分ほどの時間だったけど、その場にいた人は誰一人としてマナーを破って写真を撮ることはなかった。いや、撮ることが畏れ多いほど神聖な空間だった。ただ、目の前で執り行われる儀式を見るだけ。ただ尊い空間だった。

何かを悟ったという静かな興奮と、不思議なまでの集中力。目の前に居たのは確かに神だった。見えたからではない。感じたからではない。触ったからではない。聞いたからではない。

ただ、思った。それ以上でもない。それ以下でもない。論理や理論ではないもの。これが宗教？　違う。これが神。

神聖な気持ちで みみお へ。

八坂神社での儀式、とりあえず見たことない人は絶対に見るべきです。見てしまうと公共交通機関は全て止まってしまいますが、それでもお薦めいたします。

ほんまに感動します。言葉ではよさは伝え切れません。状況描写および感想を熱弁しましたが、満足に伝えられてはいません。つべこべ言わんと見てくださることをお薦めいたします。

今月２度目。今回は８時半以降に山手線に乗ったため、意外と空いていました。時間をずらせばよいのだな。

新宿にて週の初めから40人規模の飲み会。たのしゅうございました。

そういや、25時間テレビを見てて、細木数子は微妙だということを確信しました。行き当たりばったりの発言、実は言葉をほとんどしらないということ、全てを生放送で露呈してしまってましたよ。

細木先生がどうすごかったかは、このへんを読めばよくわかります。あと、ライブドアに「絶対に破られない鍵を作れ」と言っていたのも意味不明すぎ。ライブドアだから扉を作ってるんだと勘違いした、という見方がネット上に見つかってなるほど、と思った。別のつっこみでは、鍵はドアを開けるほうで、破られないためにがんばるのなら「錠」だよ、という突っ込みにも納得。なんにしても詰めが甘いよ、細木先生。鍵の話はどうも最初から台本にあった雰囲気なんだけど、誰も止めなかったのかよ。

ズバリ言うわよ！は、タッキーに夢中なのにゲストには無茶苦茶いうギャップが面白かったり、くりぃむしちゅーのいじりかたがうまかったり、ボロは編集でごまかしてもらってたりしているところが大きいのではないだろうか。生だと緊迫感が一切なくて、グダグダ感のみが漂ってましたよ。

風が強い中、歯医者へ。だいぶええ具合になってまいった。

台風は影響がないまま地味に去っていったよ。

先週末の京都帰還ですでに今月は1.5万円の赤字。そんなわけで、今日の晩御飯はコンビニにて。300円。

家計簿をつけると、細かい買い食いが減ってよい。ちょっとのどが渇いていても我慢して帰ってからにしよう、とか思うようになるわけだ。月にして数千円ぐらいの節約にはなっているはずで、年にすると数万円。でかいでかい。

明日は土用の丑の日。でも会議で遅くなりそうなので、今日のうちに食べておくことに。お店は前々から 食いしん坊・マサの日記 で気になっていた はや幸 を選択。このお店、なんと注文してから水槽で泳いでいる鰻を水槽から取り出して、そこから焼いてくれる。30分ぐらいかかってしまうのだけど、その分、新鮮な鰻のおいしさがたまらんらしい（詳細はリンク先を参照）。

今回はうな重特上(1,580円)。特上の上にさらに松竹梅の三種類があるのだけど、今回は無難に手が出る範囲でいく。しばらく待ってると・・・でてきました。どどーん。

この鰻、はっきり言ってすごい。さっきまで生きていた鰻なだけはある。ラーメンのチャーシューで箸でつかもうとするとホロホロと崩れてしまうことがあるが、この鰻もまさにその系統。今まで食べていた鰻は、言ってしまえば歯ごたえありまくりの昔ながらのチャーシューだ。

箸で軽々と切り分けて口の中に運ぶと、口の中で溶けていく。ちょっと値が張る大トロをはじめて食べたときの感動だ。うまい、うまい！　あまりにおいしかったので、お店のおっちゃんにお礼を言うと「スーパーの鰻とは違うやろ」とにこやかに言ってくれる。はい、そのとおりでした！

祇園祭情報を集めたサイトを作ろうかなーと思って、いろんな CMS ツールを見ているのだけど、どれも中途半端。XOOPS は MySQL と PHP バージョンの関係でインストールができなかったし、Zope はよくわからなかったし日本語化するとバグったし、Dupral は中途半端な印象。

そんな中で興味を引かれたのが、CMS Designer という非商用のみ OK のツール。なんと、データタイプとそれに対応する入力形式を XML で記述すると、XML 生成用のフォームを作成できるようだ。MS の InfoPath っぽくて興味深い。ただし、作成した XML をページとして表示するときには XSLT を利用しなきゃいけないのには幻滅。

４年ほど前に XSLT＋XML でサイトを構築したけど、凝ったことをしようと思ったら XSLT はかなり大変。xsl:if とかやりだすと泥沼。DOM や SAX もしくは MovableType 風の独自タグで表示する機能を付け足したら面白いかもしれない。

そうそう、MovableType を使わないのは、テンプレートが大げさだから。何でもできるようにしているのはわかるけど、全部覚えるのは大変。カテゴリーにもちょっと癖があるし、テンプレートが共通なのが嫌。

結局、自作 or PukiWiki しか道はないのかなぁ。PukiWiki もテンプレートファイルを分けられなかったり、スタティック出力ができなかったりと弱いしなぁ。

ウイークデー節制計画は１ヶ月持ちました。

今日なんて晩御飯290円ですよ。松屋ですよ。残業して、22時にいつもの松屋についたら、「いつもありがとうございます」なんて言われちゃったよ。こっちに来て最初に顔を覚えてくれたお店が松屋だなんて全然うれしくないよ。自他共に認める大都会東京での最初の顔なじみのお店は松屋となりました・・・。

仕事が軽く一段落で軽く慰労飲み。途中、最高のメンバーです、みたいに褒め合いになって照れ臭い。それでも自分が評価している人から評価されるのはとてもうれしいことだ。

京都に戻れば御手洗祭と祇園祭（疫神社夏越祭）が待っている…。が、ここは体力回復を優先して涙を飲んで東京でまったりすることにしよう。

寮に戻ってノートパソコンをいじってると、エクスプローラが起動しなくなった。タスクバーも出ない。タスクマネージャから起動してみても、一瞬だけタスクバーが現れるがまた消える。さらにIEも起動しないよ。

ファイラはAvesta、ブラウザはDonut RAPTを使ってるからなんとかなるのだけど、タスクトレイからじゃないと操作できないソフトがあるのが痛い

いろいろ調べたけど原因は分からず。結局諦めて、バックアップだけとって再インストール。Let's NOTE は BIOSからメニューを選ぶだけの簡単操作。これなら他人のPCを初期化してしまういたずらも簡単にできてしまうな。こわー。BIOS にパスワード設定したほうがいいかも。

再インストール後、起動してみると動作がめちゃくちゃ軽くてびっくり。二年近く使っているうちに、いろんなソフトを試してみたしなぁ。特にここ数ヶ月は目に見えて遅くなってたので、ちょうどいい時期だったのかもしれない。

これだけで、貴重な週末が潰れてしまったよ。むきー。

朝はいつもの時間に勝手に目が覚めてしまう。夢のない週末だ。

昼からのんびり再インストール。夢のない週末だ。

寮でぐーたらする週末は３度目。遊びすぎですね。はい。

新宿のCriston Cafeで大学の時の同級生８人で飲み会。くいもんや12.6 や宮本むなし をやっているUG グループの全国チェーンがやっている。煙草臭くて、うるさくて、暗いのだけど、強引な教会仕立ての雰囲気がおもしろい。中規模合コンなんかによいかも。その雰囲気に吊られてうちらも４対４の合コンのような席順になってしまう。味も悪くない。雰囲気だけではない店で好印象。

京都のメンバーがそのまま東京に移ってきたようで不思議だ。木屋町が新宿に。飲み会の話題は最近のお仕事具合について。プチ異業種交流会状態。気心しれた人間と飲むのはよい。会社の同期もあとになったら貴重な気心しれた人間になるだろうから、きちんと先行投資しておかねば。でも、今の気心しれた人間と遊ぶほうが楽しいからついつい億劫になってしまうんだよな。例えていうならば、中学校に入ったのに小学校のころの友達とばっかり遊んでいる感じ。…印象わるいな。

六本木のクラブへ移動。といっても踊るほう。しかし、草履だったために一人だけ入店拒否。がびーん。

しかたないので六本木ヒルズをみて感慨にふける。初めての六本木やけど、案外に普通。てっきりそこかしこに乳をもんでいる国会議員がいたり、乱痴気騒ぎを起こしてる芸能人がいたりするような人外な集まる場所かと思ってましたよ。

隅田川で花火をやっていた影響で浴衣の女性が多い。しかし…安物の浴衣の人が多すぎる…。価値が分かる自身はないのだけど、色が原色だったり、布がぺらぺらだったりするのは明らかに安物だと分かってしまう。その点、祇園祭ではまともな浴衣を着ている人が多くてよかった。安物の浴衣だとしても、絞りの柄の浴衣だったり、なぜか帯だけは高そうだったり、古都京都の威光は健在ですなぁ、としみじみする。

いこまる邸に泊まらせてもらう。ふたりエッチの一巻を見てありえねーと叫んだり、ダイの大冒険のラストを初めて知ったりする。

いこまる夫妻と新宿にでて、彼等お気に入りの寿司屋、福助に連れていってもらう。福助はほり川の中にある寿司コーナー。ほり川が日本料理部門、福助が寿司部門だそうだ。都内に15店舗ほどあるチェーン店らしい。

新宿サザンタワーの上。眺めもよいし、雰囲気もよい。しかも禁煙。寿司屋は禁煙じゃないと勿体ないよな。こんなお店に顔なじみなあ彼等がかっこいい。わたくしなんて、松屋ですよ。

岬コース(3,500円)に追加注文をしていく。なるほど、確かにこれはうまい。値段も高い寿司屋にしては安め。

初鰹うま。ネギマを初めて食べたのだけど、どえりゃーうまいね。

高島屋やヨドバシをうろついて帰宅。大きな収穫はなし。

晩御飯は寮に帰って節制。前日買った余りのパンと鯖缶。パンの玉子が腐りかけていて、翌日少しだけ苦しむ、ということは、このとき少しだけ予見はできたものの、食べ物を粗末にしてはいけないので見てみぬふりをしたら、案の定翌日少しだけ苦しんだ。

食費は7万円。ただし、先月も飲み会を交際費として計上したら似たようなもんだった。ただ、今月は平日におもっきり節約したのが特徴的。週末入魂。

グラフは曜日ごとの平均御飯代(ただし平日の朝昼は除く)。飲み会代は入れていないので、一部飲み会があった日が低めになっているけど、グラフからも今月の平日がいかに節約したかが面白いように見て取れます。

ちなみに、今月の交通費は86,000円でした。えーと、食費と合計すると手取りを・・・。