残業、のち、松屋。
残業、のち、松屋。
一年前の今頃はプロ野球の新規参入が話題になっていたけど、今度はケータイへの新規参入が気になる今日この頃。突如、ライブドアが手をあげて、おもしろくなってきた。
フジテレビ騒ぎをきっかけに放送局がインターネットを真面目に取り組み始めたのは間違いない。最近になって、各キー局が次々とVODへの参加を表明している。TBSがTSUTAYAと組むことを発表したのもおもしろい。一年前には想像もできなかったことだ。ライブドアがいなければ、経団連がガイドラインを作ることもなかったし、ましてやサービスとして始まってはいなかったろう。放送という独占業界に風穴をあけて、まっとうな方向に進ませたのだ。なんと偉大なんだ。
今回の新規参入が携帯電話業界に風穴をあけることになるのは確定だろう。新規参入の前にナンバーポータビリティが始まるのも大きい。ライブドアは京セラのiBurstを使うためだけに電波割り当てに名乗り挙げたようだけど、 Skype プロトコルを組み合わせれば、無線IP電話は即座に完成してしまう。月額1000円程度で話し放題、パケット定額、さらには自宅でもネットし放題、なんていうサービス展開も夢ではない。
前から名乗り出ているソフトバンクは、Yahoo BB のルータをフル活用できてしまう。ルータの無線が届く範囲で携帯電話を利用するときは、無線経由のIP電話として機能するようにすれば、同社間通話料は無料、もしくは現状とは比べものにならないぐらいの低価格にできるだろう。携帯とプロバイダの両方を持つからこそできる芸当だ。その上で、携帯・PC両対応の Yahoo! のコンテンツを展開し、携帯・PCをYahoo IDで連携するような様々なサービスができるだろう。ケータイメールを Yahoo Mail と統合したら面白いかもしれない。
一消費者としてキャリアに有利な通話料設定は消えて安くなることを祈りつつ、一PCマニアとしては、パソコンとの連携がしやすくなることを祈っております。
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