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sad 禁欲

今日はやることが多くて忙しかった。残業を嫌だなーと思う余裕すらなし。週の始めがほどよく忙しいのは鬱になるどころかメリハリが出ていいかもしれない。

節約を心に誓い、松屋で豚めしを注文。あとでお腹が減ったら嫌なので大。これがせめてもの抵抗。しかし、カウンターが養豚所の餌やり場に見えてくる。

朝は寮で昼も会社で。なんだか社会の歯車運営所で飼育されている気分だ。使うだけ使って、歯こぼれしたらポイ。

そんな邪念から独立させてくれるのが、良さそうなお店を探したり、舌鼓をうったりしているとき。自分が自由でいられる時間なのだ。その時間すらも運営所の範疇であるような気がしなくもないが、その辺には気づかないことにしておく。

社会のシステムは往々にして歯車運営所や養豚所に見えるものだ。時間を費やしストレスに耐えるかわりに金銭を得る。搾取されるものと見返りの絶妙なバランス。その中に一旦入ってしまえば、あとは与えられた自由な時間で目一杯遊ぶしかないのだ。遊びこそが明日への活力だ。それもまた消費のためのシステム…というパラドックスにも気づいていないことにしておく。

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