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京都で一番予約が取れないと評判の和食料亭「祇園さゝ木」のランチに行ってきました。

場所は東山松原西入る。八坂 圓堂 の西隣です。移転後間もない時期だったので、店内には大量の胡蝶蘭が...

一ヶ月前の9時から予約可能なのですが、その電話がチケットぴあ状態。電話が繋がったころには満席、ということもあるようで、お店の中に入るにはかなりの努力と運が必要です。予約してくれた母親に感謝。

事前にいい情報ばかり聞いてると、期待ばっかり膨らんで返って落胆してしまうことも多いのですが、このお店に限ってはそんなことはありませんでした。

食事開始が12時に限られていて、5,000円のコース１つしかない、という不自由さはあるものの、コストパフォーマンスは並大抵のものではありません。いや、補って余りある質の高さです。１皿１皿に感心してしまいます。5,000円ではなかなか味わえません。普通のお店なら１万円でも不思議じゃないレベルですよ、ほんとに。

こちらは前菜の栗ご飯と焼物のカマスです。大根おろしと細かく切ったしば漬けを和えたものが乗っていて、これがまた味を引き立ててくれました。家でもできそうな一工夫ですな。

仕上げはおかわり何度でも OK な山椒じゃこご飯。お腹いっぱいだったけど、２杯もいっちゃいました。

極めつけはデザートのスイーツ盛り合わせ。自家製プリン、ティラミス、わらび餅など５品から自由に選べるのだけれど、ここでは誰もが迷わず「全部」と宣言。そりゃー、そう言うよね。

ここまで堪能して5,000円。そりゃ人気になるわ。

夜は13,000円のコース１通りだそうで、お昼にもまして人気らしい。夜も来てみたいなぁ。