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タブ

sleep 体調が悪かったので昼過ぎまで寝た

15時半ごろ、18切符で東京へ向けて出発。

東京駅に着いたのは24時過ぎ。時間かかるなぁ。

道中、ずっと小説を読んでいたので全然暇じゃなかったよ。読んでいた小説は・・・

book すべてがFになる

すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER を読んだ。工学部の研究室を舞台にしたミステリーで、非常に親近感を感じられた。

登場人物は研究者ばかり。普通、小説に研究者が登場する場合、他人には分かりにくい変わり者として描かれることが多い。しかし、著者が実際に大学の研究者だからだろうか、この本の各人物には人間味がある。自分のいた景色に置き換えながら読み進めていたのだけど、一切違和感はなかったよ。

ミステリーなんだけど、ときたま出てくる作者の研究に対する思い入れがビシバシと伝わってうれしくなる。研究に対して誰もが感じるだろう悩みが、すぱーんと言語化されていて勇気をもらえた。

もちろん、本筋のミステリー部分も非常に面白かった。ただ、コンピュータの知識が必要な部分をトリックに使っていて、個人的にはうれしかったんだけど、一般には受け入れられるかちょっとだけ心配になったよ。


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