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点邑にて両家挨拶。お店の方のご好意で、かきいれ時の観光シーズン真っ最中に、３階の個室を長時間に渡って貸しきらせてもらう。ありがたい。

点を天で検索したらひっかからないよね、などという話で盛り上がる。

つつがなく会合終了。会話が弾んだ立役者はおいしい天ぷらでした。やはり料理って大事やね。

緊張から開放され、寝て過ごそうかとも思ったけど、せっかく京都にいるので遊びに出ることに。

誰か誘おうとしたのだけど、さすがに顔合わせのあとに女性と二人で遊びに行くのはまずかろうから、男子限定で声をかけて たかちゃん を誘い出す。最初は伏見稲荷でも登ろうと言ってたのだけど、電車の中でひらかた大菊人形のポスターに心を奪わてしまったが最後、気がついたら鳥居ではなくひらかたパークのゲートをくぐっていた。

子供の頃から毎年大菊人形展の CM を見てたけど、実際に見るのは今回が初めて。最終回じゃなかったら、わざわざ来てはいなかっただろう。見てみると、これが意外と面白い。

変な表情の人形が菊の衣をまとっていて、想像していた姿よりもぶっとんでいて、ほほえましいというか、可笑しいというか、なんというか常識はずれで、それでいてきれいなんだけど、やっぱり常識はずれで、かつ、それを沢山の人がその常識外れの物体に真剣に見入っていて、そういうのも含めてトータルでなんともいえん滑稽さであった。滑稽さにやられて写真を撮りまくる自分も含めて滑稽。自分も作品の一部として滑稽さを演出している錯覚に陥り、没入感と一帯感で気分が高揚したままひたすらシャッターを切っていた。

せっかくひらかたパークにいるので、軽くジェットコースターに乗っておく。実は６年ぶり。前は10代だったのか。