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新たなネタを仕込む作業で一日が過ぎ行く。

先週のEZTVの後釜番組 週刊人物ライブ『スタ☆メン』 で、自分の生活よりもヒルズに住むことを優先する男が特集されていた。たとえワンルームでも、ちょっと離れれば安くなるけれども、それでも六本木ヒルズに住みたいらしい。彼にとって日々の生活よりも自分のステータスを築き上げるほうが大事なんだろう。「ヒルズに住んでるのすごい！」と言われたときの優越感が生きがいなんだろう。

私の場合は高級住宅街に住みたいとは思わないし、高級車も高級時計も興味がない。ステータスなんて自分に自信のない人間が求めるものだ、ぐらいに思っている。けれども、よくよく自分を客観視してみれば、休みになれば引きこもっていて、インターネットの世界で評価されることに喜びを見出している痛い人間なわけだ。そんなことに時間を費やしてもったいない！と思う人もいるだろう。いや、いるどころか多いに違いない。

そう考えてみると、私と彼の違いはほとんどなくて、他人から見れば金や時間を浪費しているように見えるんだけれど本人は満足している点が一致している。他人がもったいないと思うようなところに熱中することこそが幸せなんだ、と定義してもよいかもしれない。