朝は再度、市場へ。新鮮な魚が入ってこない日曜日に開いている店には気をつけたほうがいいのだが、誘惑に負け、山さん寿司で寿司を食べることとする。
昨日一日で魚に対する味覚が肥えてしまったので普通に感じたが、金沢でなければ感動していただろう味だ。
朝は再度、市場へ。新鮮な魚が入ってこない日曜日に開いている店には気をつけたほうがいいのだが、誘惑に負け、山さん寿司で寿司を食べることとする。
昨日一日で魚に対する味覚が肥えてしまったので普通に感じたが、金沢でなければ感動していただろう味だ。
いよいよ研究室の面々との合流が近付いてきたので、時間潰しに西茶屋街まで出掛ける。
規模の小ささに驚きつつ、雰囲気のよさそうな華の宿を見学することにする。見た目は改装されて小奇麗になってはいるが、中は歴史を感じる建築だ。いいねぇ。
抹茶と茶菓子をいただいてほっこり。
研究室メンバーと合流し、109裏の魚半なるお店へ入る。定食メニューもあったのだけど、治部鍋(2604円)を選択する。
小麦粉と片栗粉に鴨肉をつけてから鍋に入れる。火が通ったころにはやわやわの薄衣をまとっている。これ、いい!
ついでに頼んだごりの刺身は珍味。から揚げにもしてくれて、これもまたうまし。
金沢市内をあとにしたところで天気がよくなってきた。諦めかけていたなぎさドライブウェイへ向かう。なんと、海岸の砂浜が道路になっている。到着したときには、ちょうど日が落ちかけており、絶好のタイミングだったので、道路脇(といっても、道路も道路脇も砂浜)に車を止めて海を眺める!
レンタカーも車のCMのように!
夕日を背にすると、誰もが男前に写るのは何故なのか。
隣にいるのが研究室のメンバーだということを、全員が全員とも残念に思ったらしい。
和倉温泉の宝仙閣に到着。早速、貸し切り大浴場へ教授助教授含め、研究室全員で入る。築百年の建物だから雰囲気も抜群だ。やや熱めだったけど、気持ち良かったよ。
言っちゃ悪いが、1万台の温泉宿で出てくるご飯は品数が多くて豪華には見えても、味はよくてもちょっとおいしい程度だ。そう思っていたが、ここの宿は違った。品数、味、接待、言うことなしによかった。
蟹はこの時期だとお飾りだが、小鉢は普通にうまいし、刺身はかなりうまい。感動は火で温めるメニューの多さ。なんど4品。松茸土瓶蒸し(左下)は松茸入りでめちゃめちゃ香りがよい。能登牛(右上)はとろけんばかりに柔らかい。この値段でこんな肉を出しちゃっていいんだろか。炊き込みご飯(右下)は小さなかまど炊き。きちんと吹きこぼれてくれる。吹きこぼれて冷めての繰り返しでご飯はおいしくなっていくのだ。
女将さんの教授陣を気分よく飲ませている姿はかっこよかった。研究内容について質問された教授陣が、専門外の人に説明しているのはかなり勉強になった。よく質問はされるが、答えるのが難しい。それは先生方も同じのようだ。
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