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仕事終わりに、歓迎会を開いていただく。えらい人とおしゃべりしたら楽しかった。天津飯は攻略(?)できたので、次はピッコロを攻めるか！？

新宿に移動して、むーさんの仕事が終わるまで時間をちょっと潰す。１人でこの街にたたずんでいると、センチになってしまう…。

アルタ前に立って行き交う人を見ているとこの町の本質について考えてしまう。来る人も多いが、帰っていく人も多い。誰もが何らかの楽しみを求めてこの町にやってきている。求めたものを得られる時間は一瞬で、満足した人も物足りない人も、時間が経ったら自分の巣へと帰らなければいけない。

それが分かっているはずのに、無駄なはずなのに、人生の本質ではないはずなのに、なぜに人はこの街に集まってくるのだろう。自分もこの集団の一人としてこの街にやってきてはいるが、他の人間とは違う、岸に戻る方法を知りながらおぼれたふりをして楽しんでいるのだ、という根拠のない自信が自分の精神を安定させてくれる。他の人も、同じようにして、どこか冷静になりながら溺れているとしたら…。そしたら、この国もまだ捨てたものじゃないのかな、と偉そうに思ってみる。

22時頃にむーさんと合流して、hanako別冊でチェックしておいた小江戸というお店へ。比内地鶏が食べられるとのことで、こぢんまりしたいい雰囲気の居酒屋。飯もこれがかなーりうまい。

水炊き鍋(小)(1,880円)のおいしいことよ。鶏のうまみが違う。おいしい。スープが煮たつうちにどんどん濃厚になっていくのもよい。比内地鶏のソーセージ(700円)・きりたんぽ鍋(1,680円)・比内地鶏の親子丼(大)(1,050円)などいずれも鶏の味のおかげでかなりうまい。お酒も結構揃っているようでお薦めでございます。

むーさんとは仕事の状況とか昔話とかＧＷの話とか。裏情報おしえてよ、と聞いたけどダメらしい。そりゃそうだ。

26時頃、お口直しに面影屋珈琲店へ。レトロ喫茶。夜遅くまでやっているのがさすが新宿。

極上ベイクドチーズ(550円)、まったりでおいしい。コーヒーもおいしい。いい味。

当然終電がないので漫画喫茶で夜を越す。初めて夜に来たけどこれもあり。寝るもよし、漫画読むもよし、ネットするもよし。４時間ほどうたた寝。