今日から2日はK嬢を京都案内。まずは遅めのお昼ご飯。京都っぽいお店で喜ばれそうなところをピックアップ。入ったことはないのだけど、周りで評判が比較的よい 直曾撰(なおらいせん)に行ってみる。
ぶぶ茶漬け膳(1,200円)は人生初となるぶぶ茶漬け。漬け物屋直営と言うこともあり、お漬け物の味は文句なし。リストの中から5種類を選ぶことができるのもうれしい。
懐石は3000円ぐらいするのだけど、簡単な膳なら1,000円ちょっとだし、丼なら800円ぐらいでやっている。この価格帯なら、十分に研究室のランチで行くこともできる。
一度行ってみたかった竜安寺にこの機会を利用して行ってみる。お目当ては例の石庭。
最初見たときには、思いの外こぢんまりとしていて驚いたが、しばらく見ているうちに奥の深さに気づいてくる。良くは判らないのだが奥深さに吸い込まれていく。よく言われるような、「心」の字に見えるとか、15個同時には見えないとか、そんな解釈はどうでもいい。吸い込まれそうな深さ、それを感じられただけで満足だ。
関係ないが、10m×25m と小学校のプールのような大きさなので、某漫画にあった石庭をプールにして泳ぐ、というネタを思い出してしまった。
石庭の裏側には、これまた有名な「吾唯足知」のつくばい。おいてあるものはレプリカらしい。なーんだ。
仁和寺・妙心寺を軽く巡ったあと、バスで四条河原町まで戻ってきて、ソワレへ。店内のブルーライトが不気味だ。レトロなんだけど微妙にはずしている当たりが愛くるしい。展示するものを一歩間違えたら秘宝館になってしまいそうな雰囲気がいい(いい意味で言っているつもり)。
名物ゼリーポンチ(600円)を食してみる。まばゆい色のゼリーがきれい。まばゆい色なのに味は全部同じ。違和感だ。色が違えば味が違うのは当たり前、という常識を見事にくつがえしてくれる。
晩ご飯は京麹にて。しばらく来ない間に、豆腐専門店に変わっていたようだ。
上が京鴨と湯葉のふわふわ水餃子(850円)、下が枝豆入りお豆腐ハンバーグ(700円)。いずれもおいしいよ。お豆腐は清水のほうの豆腐屋から仕入れているらしい。そりゃぁ、美味しいはずだ。ちゃんと大豆の味がするよ。
締めは、はんなり鍋。白みそに野菜や豆腐がいっぱい入ってておいしい! 健康だわー。こんだけ食べて3,500円。よいじゃないですの。
木屋町のセントジェームズでちょっと飲み直し。煉瓦造りの硬派なお店でした。リバービューなのはよいけど、向かいがパチンコ屋さんと焼き肉屋とラブホじゃ、見えない方が幸せかもしれない。ここのお店は川のちかくよりも、カウンターの方がよいね。
飲んでいる間に台風は通り過ぎ、明日も楽しむことを心に誓う。
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