京都の大路小路 という本を買ってしまった。京都の 157 本の道を、歴史・文化などの側面から書いてある。地図も完璧でその道の始点から終点までが一望できる。もちろんオールカラーの350ページ。特製の地図付き。
例えば、木屋町通りは昔、樵木町(こりきまち)とも呼ばれていて、材木や薪を売る店が多かった、とか日本最初の本格的市街地電車が走ったのが木屋町通りだとか、実は木屋町通りは七条まで伸びている、だとか知らないことがわんさか。
京都に住みたての人には勉強用に、住み慣れた人は歴史の深さを思い知るために・・・、いずれにしても必読書の予感。わたしはこの本を読んでいると萌え死にそう・・・。
京都ラーメン西の横綱とも言われている杉千代の店長さんが(経営者ともめて?)独立したのが、この「てんぐ」というお店。4日前ほどにオープンしたらしい。京都のラーメン通の中では、かなりの評判になっているとのことで、ぜひ行ってみなければ。場所は丸太町沿いのはるかに太秦(うずまさ)を西に行ったあたり。
むだに洋風の外装でびびってしまうが、味はうまい。杉千代のチャーシューの柔らかさと麺にあうスープ。レベル高い。ついでに、50円のライスはお替りし放題。心憎い演出ですな。
せっかく、遠出したし 京都の大路小路 という本もあるし京都探索。一条通をすみからすみまで探索しようと彷徨っているうちに、京福電車高雄口駅に来てしまった。無人駅だし、おもむきがあるなぁ。
そして、一度はやってみたかった「線路に落ちる」体験をする!! なんか楽しいぞ。
高雄口は京の七口ではないのね。高雄に行くための入り口っていうことですか。ちなみに、駅名をひらがなで書くと「たかをぐち」らしいです。たかうぉぐちぃ。
一条通の西の果ては妙心寺辺り。古めの住宅も残っていて、おもむきのある一帯でした。
しばらくは西一条商店街が続くんだけど、中立売通りと合体して北野の商店街になるあたりの七本松通りでちょっと裏路地にそれる。それてからは比較的まっすぐな道で、昔はここを通っていたのだと想像させてくれる。とはいえ、ここら辺までくると、普通の住宅街であり、お店もぽつぽつとしかない。
しばらく行くと東の果て、ご存知御所が見えてくる。御所が移転してくる前は東一条通りまで伸びていて、吉田神社が終点だったのだろう。
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