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仕事が終わってから まるしんさん が飲んでるところに参加。札幌で堪能したジンギスカンRamの姉妹店だった。そりゃぁ、まずいわけはない。んまいんまい。

終電で帰宅・・・できずに１時間の距離を歩いて帰ることに。

歩くだけでは面白くないので、走れば何分でつくか調査。バテバテで40分ほどかかった・・・。

即ぐっすり。

週の途中に月が変わったからか、イベントが多かったからか、今週は過ぎるのが早い。お仕事のTODOをこなしているうちに日が過ぎていく。いや、むしろこなしきれてない。

IEのフォーム自動埋めツールを探してみたけど、以外にいいのがないもんだ。かといって、作るのは面倒。

IE標準の機能は怖いんだよなぁ。

平常業務終了後、友人の結婚式のプレゼン作りのために むーさん の家へ行く。途中、閉店間際のスーパーで40%引きで恵方巻を買っておく。

吉田神社に行けない悲哀を慰めあいながら、恵方の南々東ではなく、京都の方角を向きながら無言でかぶりついた二人であった。

まずくはないが、うまくもない。ちょっと味が濃い。無難にこなした感があって悲しいが、やらなかったらやらなかったでさらに悲しかっただろうからこれでよかったのだろう。

予想していたよりも大仕事になりそうだ。二次会のスライドだけかと思いきや披露宴のスライドもあるし、二次会はビデオ編集まである。全部合わせて計20分の作品を作らねば。

月末の式まで、全ての空き時間を費やす勢いでがんばろう。嫌いじゃないので、むしろ楽しみながらやってそうだ。

表参道でまもなくオープンの表参道ヒルズを眺める。売ってるものの単価が高そう。それがヒルズってことか。僅かながら同潤会の建物が復元されていた。同潤会に住んでいた人は、元祖ヒルズ族ってとこか。

Winged Wheelで招待状に使うレターセットを見繕う。狭い店内はカップルで一杯。しかも人手が足りてない。お店の人はストレスたまるやろな。

恵比寿で居酒屋に入ってみたら、高いわりに味は並＋δ。

うぐぐ、これで五千円は痛い…。恐るべし東京。気を抜いたらすぐにぼられる。これが標準なのか、前の店がよすぎたのか。まだまだ分からない東京の相場。

表参道の裏路地で見つけた Pirouetteの胡桃のタルト(577円)がうまい。こりゃ、まいった。幸せ。

クラシック音楽が流れる素敵なお店でしたよ。メイドさんもボーイさんも様になってたし、次は店内の喫茶で食べてみたくなっちゃった。

恵比寿ガーデンプレイス内の Joel Robuchon で購入しておいたパン。町のパン屋の２倍の価格ではあるが、それを説得させる味でもある。

恵比寿はお綺麗なOLさんが多かった。そんな方が当たり前のように優雅にパンを買っていた姿が目に焼きついて離れない。毎日のように食べてるんだろうか。やんごとない場所だ・・・。

中央線で八王子の手前の日野までいく。新選組のふるさと歴史館は新撰組の主要メンバーの誕生の地。ゆかりので展示物をみる。京に来てからの新撰組はよく聞くけど、上京までの経緯がよく分かった。

幕末の江戸幕府か朝廷かの戦いで重要な役割を果たしていたのね。てっきり赤穂浪士みたいな素敵エピソードの一つかと思ってたよ。

次は日野本陣へ。参勤交代のときに甲州街道を通った武将は、ここの建物で休みをとったわけだ。浪漫を感じるなぁ。

勢いあまってWikipediaで旧街道について調べる。現存し、公開されている本陣は10箇所あることを知ったり、甲州街道や東海道の宿場町一覧を表示して楽しんだり・・・。東海道と西国街道の宿場一覧を見ていると(東海道・西国街道)、いかにJRの線路が旧街道に沿って走っているかが分かって面白い。旧街道マニアにはたまらん。

荻窪のコロンブスで晩御飯。しっかりした味つけなのに、くどくないし飽きもこない。

50代以上の上品なお客が多くて、ハイエンドな方が気軽にくるような素敵なお店でした。こので５千円なら大満足ですよ。昨日の借りを返せました。

残業して帰宅し、23時ごろからFLASHをいじり始める。検索して調べまくったが、自分が実現させたいことは上級者向けの内容らしく、悩んでもうまくいかない。

３時間ほど粘って答えがやっと見つかる。時間がたっぷりあった学生のころはこのやり方で問題なかったけど、今となっては無駄に悩まないためにも本を買ったほうが割安そうだな。問題は解決する上に体系的に学習できちゃうんだからすばらしい。

うがー、起きたら会社にいるべき時間…。昨晩、FLASHが楽しくて27時に寝たのが敗因だ。うぅ、立派な社会人からは脱落気味やな。

引き続きFLASHと格闘。だいぶ分かってきたぞ。

ネタが細かくなるので、興味ある人は美食以外日記＠はてなの記事にて。

今日も寝坊して寮の朝ごはんを食いそこねてしまった。通勤電車で同期に嘆いたところ、メインディッシュがキュウリチクワだったから大丈夫、と励ましてくれた。

寮の朝飯はほとんどがレトルトなのだけれど、そのレトルトローテーションの中で最もハズレなのがキュウリチクワである。

チクワの穴にスティック状にしたキュウリが差し込まれてる。シュールだ。それが大きな皿に２つだけ乗ってるだけ。皿のサイズからするとメインに見えるんだけど、実際には腹の足しにもなんない。

そんなキュウリチクワでも食べれなかったのはやはりもったいない。食べなくても料金は引き落とされるからもっともったいない。どうせなら、ひでー朝飯だなんていいながら食べたかったよ・・・。とほ。

仕事の修羅場で出来る限りのことをことをやりきり、定時に会社を出た。明日は有給。熱い想いと伸びやかな気持ちで京都へ。

決まりのように 萬三 HEARTS（まんぞうハーツ） で食べつつ、楽しい一時を過ごす。ここが安息地なり。

ちょこっといろいろごにょごにょ。

研究室の後輩たちは諮問を終えて羽を伸ばしているようだ。後悔なきよう存分に遊びまわるべし。

披露宴用のタキシードを探す。相方さんがドレスを借りることになってるお店で色々と試着したのだけど、気になってるお店のやつのほうがしっくりくる上に値段もやや手ごろ。

ただ、別々の店でレンタルってのはめんどくさいし、一緒にコーディネートできないのがやや心配だ。

写真は今回試着したやつ。王子様っぽくて恥ずかしいよ。ボタンのせいか。

大阪厚生年金会館へ。開始ぎりぎりに着いて着席。気持ちが盛り上がる余裕もないままにライブが始まってしまった。

昨年5月のライブはオールスタンディングだったから無我夢中だっけど、今回は端っこの席になったぶん、じっくりと音楽に集中できた。ギターうまいなーとか、いい声やなーとか、八分音譜の上に音をおいていったようなサビが多いなーとか、それなのに曲によっておもしろいぐらいに雰囲気が違うなぁーとか。

もちろん粉雪と３月９日にはしんみりとしましたよ。３月末の京都会館でのライブは、最前列ど真ん中。楽しみじゃ。

あまりにお腹が空いて、あまりに疲れたので、近くの穂里館なる定食屋でご飯。

チキンカツ弁当が680円。安い！　そして量多い！　680円なのにお腹一杯。学生街の定食屋並のお値打ち価格やな。

あまりにお腹が減っていたため、食べる前に撮るのを忘れてしまうという大失態。運良くお店に展示してあったメニューの写真でご勘弁を。

前々から錦市場で振られ続けていた黒豆茶庵北尾にて、念願の黒豆御前(1050円)を食す。ほのかに豆が香ってくる黒豆豆腐がうまい。黒豆醤油につければ、今度は味覚をダイレクトに刺激するような甘みが口中に広がる。

薄味なのに甘いのが不思議すぎる。豆の甘みを堪能しちゃった。

高島屋の特設コーナーでチョコ試食しまくり。去年、男二人でうろついていたのが思い起こされる。そのときよりも混んでるのは休日だからか。

食べ較べてみるとステットラーとトイスチャーが別格にうまいことに新ためて気付く。そんな中、今回は日本初出店のマイユととろり生チョコの Ek Chuah(エクチュア) を買ってもらった。ぐひひ。

月末の友人の結婚式に着ていく服を探す。結局TORNADO MART(トルネード マート)でシャツ購入。半年ぶりに来たのに、前に買ったもと２年前に買ったスーツを覚えてくれていて嬉しかった。

ネクタイはスーツ界のユニクロ、スーツカンパニーにて。まだまだビジネスウェアはユニクロレベルで満足でございます。高いのと安いのの違いがいまだに分からない・・・。

晩御飯はおにかいにて。やや薄暗い目のおしゃれ居酒屋なんだけどすごかった！　店内を見ていい店だと五感が囁いた。メニューを見て確信した。一口食って、あーやっぱりうまい、いや…、予想以上……。こ、こ、こ、これは、京都最強居酒屋ですよっ！(過去の経験と比べ)。

お店に来てる人のほとんどが注文していたのが煮野菜。こいつがまずうまい。大根柚子みそ(300円)は巨大な柔らかい大根に衝撃。柚子風味の味噌とだしにノックアウト。白菜肉みそ(400円)も感動。肉みそにはカリカリのじゃこがまぶしてあって、かりかり。さらに白菜がしゃきしゃき。

どうやら、このお店、自分の農園を持っているらしい。そりゃー安いのにうまい訳だ。名物というとうもろこしの天ぷら(550円)もシャキシャキ甘甘のとうもろこしの粒がびっしり詰まっていて、超絶のうまさ。満喫・・・。

週初め。山場が終了して一時の休息期間に突入。じきに忙しくなるやろし。

オリンピックの報道が気持ち悪い。開始前はメダル何個いける！とか持ち上げておきながら、メダル候補者といわれた人間が失敗すると、よくがんばった、あとちょっとだった、などと弁護する。

開始前の報道を見て期待していた視聴者はおいてきぼりだ。ＣＭの後にハプニングが！？とか言っておきながら何も起こらないバラエティー番組みたいな虚しさがある。煽った方が視聴率はとれるんだろうけどさ。

そんな中でも１番気持ち悪いのは、４年に１回しか見ないようなスポーツの中継で、スタジオの人間が惜しかった、あとちょっと頑張ってれば…などと適当なことをいってるところ。

選手はそれくらい百も承知の上で競技に専念しているわけで、程度の低い励ましを受けても、余計に悲しくなるだけじゃないのかなぁ。

たとえば、自分のプログラムにバグがあったとして「おしい！　そこのバッファオーバーフローさえ気づいていれば」とかいわれたら、お前らバッファオーバーフローって知ってんのか、確かにそこは気づかなかったけど、他の何百何千という箇所には気を使ってやってんねんぞ、その努力も知らないで、一部分だけを見てよくもそうぬけぬけと言えたもんやな、なーんて思いそう。

変なたとえですまぬ。

夜、吉祥寺にてこっちに来てた松城さんとご飯。羊を食べたいとのことだったので、大学時代に北海道にいた同期が絶賛していた 炎味己さんの食卓に行ってみる。

羊にやや臭みはあったけど、非常に柔らかくておいしい。時間が遅くなるにつれて店の羊肉が品切れになっていって、不便だけどもそれはそれで安心感もあるもんだ。

写真は最近カメラを始めた松城さんの作品(?)。

晩御飯に進士のお蕎麦。とろっとろの蕎麦湯が嬉しい。これだけでも価値あるわ。

重大な書類を提出したのだけど記入漏れ。だめだこりゃ。

ゆうそうの披露宴と二次会用のスライドを作るために、ゆうそうとむーさんが夜遅くにやってきた。土日と泊まりがけで一気に完成へと持ち込む！

合宿が始まった…。本人がいるとエピソードも聞けるし思い入れのある写真も教えてもらえるし、はかどるはかどる。

夜中の３時にひとまず締めにして、３人で寮の風呂に入る。懐かしいな、この感じ。卒論の頃を思い出すよ。

朝、起きぬけにFLASHを作りつつ、昼ごろに二人を駅まで送って家に帰るやいなや、夜の９時くらいまでノンストップで作り続ける。思い描いたものを形にしていく作業が楽しすぎる。

さすがに夜ご飯を食べるために休憩はいれたが、そっからやっぱり少し頑張る。

終電で来るはずのむーさんは別件結婚式の二次会の酒にやられたらしく、連絡はこず。24時ごろ、早々と寝て最終日の明日に備えることに。

始発でがやってきた。寝不足のは昼まで倒れたけど、その間に二次会スライドのネタくり。

14時頃、麺蔵 もみじのラーメンで体調と体制を整える。帰りに寄った99SHOPで修論の頃を思い出してしまった。ラーメン食べてコンビニ。当たり前のように毎日毎日毎日やってたけど、今は一人コンビニばっかり。よく考えたら、まだ一年前なんだよな。遠ーーい一年前を思い出して泣きそうになった。

むーさんも同じ気持ちだったらしい。

２泊３日の合宿で卒論と修論の両方を追体験してしまった。うちらの諮問は一週間後。親族に喜んでもらえるか、出席者を感心させられるか、本人達に感動してもらえるか…。卒論や修論よりも難易度は高いかもしれないが、苦楽を共にした大切な友人の晴れ舞台だ。うちらにできる最高のものをださねば。

だからこそ、パートナーがむーさんなのはありがたい。彼は楽しむのもうまいが、楽しませるのもうまい。自分で言うのもなんだけど、自分もその点には自信がある。だからこそ、二人で楽しみながらあれこれ言い合ってるうちに、作品がどんどんよくなっていく。しかも楽しませたいのが基本だから、決して自己満足的な方向には行かない。軌道修正をする必要もない。

むーさんといて楽しいのはバランス感覚が共鳴するからなんだろな。

そこへゆうそうの素敵な素材で爆発し、奇跡が起こりつつある！

朝、かなりだるい。食欲もない。２泊３日の合宿で疲れ果ててたからだろうか。仮病つかって休んでやろか、と思いつつ会社に行って働いているうちに、本当に体調が悪くなってきてしまった。しまいには頭痛。

準備に気合い入れすぎて本番出席できないのは悲しすぎるので、早めに帰って休むことにしたよ。

昨晩、体調回復のために10時間睡眠したのをいいことに、今日も ゆうそう の披露宴・２次会スライド作りの続きをやる。やっぱり楽しい。勢い余って、朝5時までやっちゃう。仕事やばい…。

まだまだ理想は遠いぞ。最初の部分に力を入れすぎた手前、最後をぐだんぐだんにはできない…。

日記にはスライド作ってるよーとしか書いてなくて、見てる人には見せられなくて申し訳ないです。

日曜が過ぎたら公開したいのだけど、１つは個人の写真がたっぷりだったり、もう１つは JASRAC 的に NG だったりする。

なんとか公開できる形で公開したいなぁ。

最近、体力向上のために帰り道、会社から駅までを走ってます。始めたころはすぐにへとへと、足もぐだぐだやったけど、最近やっと軽い運動になりつつある。やってみるもんだ。

スライドのエンドロールを作り始める。ActionScript でライブラリを作って実現したけど、パブリッシュしてみないと動かせない。試行錯誤しながらタイミングを決めなきゃならん。かといってトゥイーンだと速度調整が面倒だろうし。

一通り目処がたったぞ。あとは帰省準備をして寝るだけ！　スライド製作もはかどったし、３時間睡眠で明日の夜行バスでの睡眠も約束された。あとは明日の仕事さえ乗り切れば！

仕事を早めに切り上げて、週末のために髪をきる。さっぱりした髪でしっかり祝福するぞー。

晩御飯は新宿のモスバーガーで匠味十段。確かにうまいが、千円は高すぎではなかろうか。これなら普通の匠味でいいや。

お店のお姉さんに壁のコンセントを使う許可をもらって１時間ほどスライド作りに専念した。その１時間でタモリ部分は完成！　千円払った価値はあった・・・。

5400円もするトイレ付き夜行バスで京都入り。やや高いだけあって、シートも寝心地よかった。あえての睡眠不足も手伝い、座ったとたんに熟睡して、東京駅とディズニーランドに寄ったのにも気付かなかったよ…。

遅めのお昼ご飯を四条寺町下がったとこの永正亭にて。見た目がぼろくて躊躇していたけど、入ってみれは古きよき蕎麦うどん屋。しかも引っ切りなしに客はやってくる！　外から見てると気付かないもんだ。

鳥なんば(540円)うまー。関西だしに癒される…。

あとで調べたら100年も続く老舗だったことが判明。あなどれん。

気になってた方のタキシードを試着。やっぱこれだ！と即決定。しっくりくるのが１番じゃ。

紋付が似合わないのが決定事項なだけに、似合うタキシードが見つかってよかった！

懐かしの Sun Shine Cafe にて晩御飯。移転しても店内の雰囲気がそのまんまでびっくり。なるほど、細長い間取りをこう使えば、確かに Sun Shine Cafe の出来上がりだ。座席間の距離が近くても許せるのは愛着ゆえか。

最終で神戸に移動。明日の結婚式のために前泊。

ホテルでは細かい部分を新郎新婦に確認をとったあと、ひたすらスライドの修正。結局31時まで頑張ってしまった。

ここ一週間の睡眠時間を削って作ったスライドは自分でも満足のいくできに。

待ちに待ってた(友人の)結婚式だ。かなり準備しました。その結果日記も滞ってましたが、順次過去の分を更新していきたいと思います。

それよりも、うまくいくかが心配・・・。（当初、自分の結婚式のように受け取れる文章でした。まぎらわしくてすいませんでした。）

いよいよ ゆうそう の式当日。式に出るつもり満々だったものの、実は神式だったので披露宴から。

少し早い目に会場入りし、司会者とスライドに関して軽く打合せ。落ち着かないまま１時間ぐらいソワソワしていると、やっとこさ開場。

席についてみて衝撃…。一番前の円卓…しかも前向き。１番いい席やんけー…。絶句しつつ開会を待つ。しかも、むーさん はスピーチが大トリだと判明し、さらに絶句していた。

新郎新婦入場。仲良くしていた友人が、よく似合った紋付きで登場する。何これ、うれしい。訳もわからず泣きそうなる。

式は滞りなく進行していき、素敵な料理が目前に並べられ始めた。しかし、緊張して少ししか食べれん。

スライドには自信があっても、みんな見てくれるか、マシントラブルが起きないか心配でしかたない。横ではスピーチが大トリの むーさん も食事にほとんど手をつけていなかった。

お互いに一つ間違えば友人の披露宴をぶち壊しにしてしまう立場だから緊張で食事どころじゃない。学生時代にあれだけ食に生きた２人がほとんど食べないんだから緊張具合もお分かりいただけるでしょうか。

新郎新婦がお色直しのために退場し、祝電が読まれ、いよいよスライドの出番。プロジェクタもノートＰＣも期待通りに動き出し、一ヶ月の集大成が流れ始めた。

司会者の流れるようなナレーションにBGMが乗り、新郎の幼少の写真が現れる。トラブルが心配でずっとスクリーンを見ていたが、一枚写真が現れるごとに反応があることに気付いた。ふと、振り返ってみると…全員がこっちを見ている！　狙った通りのタイミングで写真は現れ、会場の心を掴んでいく。視聴率100%、そして拍手！

大盛況大成功だった。席に戻ってプロっぽいと言われて大満足。あとで聞いたら見ながら泣いてた女の子もいたらしい。99%は素材の力だけど、人の心を動かすものに携われたことがなによりも嬉しい。

キャンドルサービスで二人は再入場。ここからはひたすらカメラマンに徹する。目前にはメインやデザートが運ばれてくるが、やはり喉は通らない。

新婦側友人の挨拶のあと、いよいよむーさんが挨拶。緊張はしていたが、前に立つと流暢にしゃべりだす。さすがや。話もうますぎる。鮮やかにスピーチを終え、笑顔で戻ってきた むーさん を見て、やっとケーキがおいしく感じられた。

新婦の手紙、花束贈呈、新郎父の挨拶、新郎の挨拶。全て完ぺき。新郎新婦ともに絵になりすぎ。自分がやったらどうなるか、ますます想像できなくなった。

出口で待ち構える主役とは談笑せずに、われわれ脇役は一気に２次会会場へ移動する。

２次会まではあと２時間。披露宴で撮りまくった写真をスライドに詰め込む作業が待っている。事前に納入するプロには出来ない技だ。土壇場に来て、プロには越えられない壁を越え、セットアップも問題なし。大きなスクリーンといい音響で自作のムービーが流れる。うん、いい！

そう思った頃に研究室の後輩もやって来て、いよいよ２次会スタートだ。

長くなってきたので、続きは翌日の日記にて。

26日の続き。２次会から。

人生初めての２次会。カラオケあり、漫才あり、踊り(?)あり、と出し物のレベルは高かったものの、参加者が６〜７人位ずつのグループに分かれていて、一体感に欠けていたのが残念だった。２次会ってそんなものなのかな。

出し物が全て終わり、最後の歓談のあと、いよいよ我々の一ヶ月の努力のお披露目だ。３本立ての１つ目は披露宴でも流した幼少から結婚までの写真。スクリーンの近くに集まり下さい、という司会者 むーさん のナイス発言で、全員がステージの周りにやってきた！

今日一番の熱気で溢れる中、スライドが始まる。１本目は披露宴でも上映した生い立ちスライド。「面影がー」とか、「えー」とか言いながらみんな楽しそうに見てる。

BGMに選んだポピュラー音楽が場をもり立ててくれた。変な流行歌にしなくてよかった！

披露宴で流したのは二人の結婚準備の写真までだったんだけど、この後に披露宴後にはめ込んだ披露宴の写真を追加しておいた。披露宴に出た人は２時間前を思い出し、出てない人は興味深々で眺める。会場はさらに白熱！　やったー。

スライド終了後、二人に思い出のデートをインタビューする むーさん。二人それぞれに思い出の出来事を語ってくれて、それがまた心がとっても温まる内容だったから、会場もますます温かい雰囲気になってきた。

そこにたたみかけるように２本目。ゆうそう が思い出に残っているという国道二号線の旅の写真をガガガSPの国道二号線に乗せて、いかにもFLASHっぽい仕上げで見せ付ける。

スピード感のある展開に観客からはスゲーという悲鳴にも似た歓声が聞こえてくる。作りあげた自分も我ながらスゴイと思うが、構想を練り上げて頭の中にイメージができていた むーさん もスゴイ。そして何より素材となる写真を撮った ゆうそう もスゴイ。３人のスゴイところが奇跡のように重なり合って完成した。

笑わせるところではしっかりと爆笑をとれたし、最後の締めでも驚きを提供できた。そして、割れんばかりの拍手。

決しておあいそではない拍手だった。今日一番の拍手。うちら３人に対する拍手だ。うれしい！　うれしい！　30時間の努力がこの瞬間に報われた。いや報われて余りある感動だ。

３本目は むーさん がわざわざ神戸まで出向いてビデオ撮影し、そして編集した２人のデート風景。お互いの秘められた熱々ぶりと“粋な”ところに悲鳴にも似た(?)歓声が上がる。

そのまま締めのエンドロールに。こちらは前夜に徹夜で仕上げたもの。こっちもバッチリ決まって、そのまま二人にスポットライト。

会場に一体感ができたまま、新郎から出席者への挨拶へと突入。完璧すぎる構成だ…。

２次会終了後、周りから絶賛される。緊張から解き放たれた安堵の気持ちでお腹一杯だったので、きちんと答えられていたかは不明だ。やりきった、という充実感もない。ただただ抜け殻。むーさん と手を取り合って功績を讃え合いたい気持ちはあったのだけど、お互い疲れていてそんなことしたかの記憶もない。ただ、あー疲れた、を繰り返していた気がする。

26日の続き。

３次会会場へは むーさん、ゆうそう とタクシーで向かう。タクシーの中で、ゆうそう は結婚の実感でた、人生のうち一日くらいは主役になるのもいい、スピーチで受けるポイントが難しい、などなどすごく嬉しそうに語ってくれた。すごく嬉しそうだったのがすごく嬉しかった。

三宮の某居酒屋にて。披露宴ではアルコール数口で悪酔いしたけど、３次会の中盤ごろから気持ちいいくらいに喉を通っていきはじめた。ここにきてやっと緊張感から解き放たれてきたようだ。ご飯も喉を通り始める。あぁー、披露宴で満足いくまで食べたかったよ。

３次会は終電や翌日の仕事などで流れ解散になっていったのだけど、最後には２次会幹事と研究室の人間が残って、しんみりと披露宴や２次会を思い出す。色々あったけど２人が幸せになれてよかった、と新婦側の幹事さんが本気で言ってるのを聞いて、それだけで軽く目頭が熱くなる。結婚式って、みんなが優しい気持ちになれるから素敵だなぁ。

研究室のメンバー５人は河原町行きの終電で京都に戻り、みみお にてラーメン。なんだかまた、去年を思い出すなぁ。

そのまま、２時間睡眠で始発出勤。きつかった〜・・・。